ブライズメイドとアッシャーという言葉をご存知ですか？

外国映画などで新郎新婦のそばでおそろいのドレスを着ている女性と、おそろいのタキシードなどを着ている男性を見かけたことがあると思います。
それがブライズメイド（女性）、アッシャー（男性）と言われる人たちです。

ブライズメイド（ Bridesmaid ）とは、花嫁のサポート役のこと。

新婦の付き添い人、お世話係として、結婚式で花嫁のそばに立つ女性たちのことです。一般的には花嫁の友達をはじめ、姉妹や親族の中から、未婚の女性にお願いします。

ブライズメイドの由来は中世のヨーロッパが起源で、結婚式には花嫁の幸せを妬む悪魔が潜んでいて、その悪魔から花嫁を守るために、未婚の姉妹や友人たちが花嫁と同じようなドレス・衣装を着て付き添い、悪魔の眼を惑わし、挙式当日に新婦を守ったことと言われています。
余談ですが、新婦がバージンロードを歩くとき、父親と一緒に歩くのが一般的ですが、これもその悪魔に襲われずに祭壇の前で待つ新郎にたどり着けるよう守られていたことに由来するんですよ！

一方、花婿側の同じ役割の男性たちは、アッシャーまたはグルームズマンと呼ばれます。
ブライズメイドとアッシャーは人数を揃えますが、ブライズメイドの代表は「メイド・オブ・オナー」、花婿側の代表は「ベストマン」と呼ばれます。

ブライズメイドは、挙式当日おそろいのドレス（花嫁の着る白はNG！)を着て、花嫁を引き立て、結婚式を盛り上げます。華やかなイメージばかりが先行しがちですが、挙式当日は、花嫁の身の回りの世話をする大切な役割も担います。

中でもブライズメイドのリーダーとなる「メイド・オブ・オナー」は、花嫁のドレスの裾を直したり、指輪交換のときに花嫁のブーケやグローブを預かったりと、アテンド（介添え役）としての役割もあり、で結婚式当日はかなり忙しく、式次第などの段取りを事前にしっかりと勉強しておかなくてはなりません。
日本で取り入れるなら、
★挙式披露宴を通じてのアテンド的な役割
★挙式が人前式の際、二人の結婚の承認を出席者に問う司祭の役割
★新婦側の代表として、披露宴の受付やゲストをテーブルの席まで案内する係
★2次会の幹事役
などをお願いするのが良いのではないでしょうか？

また、挙式当日だけでなく、ブライダルシャワーという、結婚を祝福する女性の友人のみで行う前祝パーティの企画をするのもブライズメイドの役割です。レストランで行うことも多いのですが、ブライズメイドの自宅で行われることもあり、その空間装飾も手作り感あふれるものが多いので、
ブライズメイドたちが頑張って手作りしてくれる、それによってブライズメイドたちのチームワークがより強まる！なんて感じのようです。

今流行りのインスタ映えするウェデイングにはおそろいの衣装を着たブライズメイド、アッシャーはとても効果的ですね。
外国のウェディングシーンではブライズメイド、アッシャーは結婚式の花形、憧れのお役目です！
ゲストのみんなからの注目も浴びますし、お互い未婚の男女なので、友人の結婚式でブライズメイド、アッシャーをしたことが出会いのきっかけで結婚することになった、なんていうハッピーなことも稀ではないようです。

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